パッケージを開けたばかりのまっさらなトラベラーズノート。
ゴムにお気に入りのチャームやビーズを付けて、リフィルの表紙にお気に入りのステッカーや切手、チケットなどを貼っていく。
そうやってカスタマイズしていくことで、トラベラーズノートがどんどん自分仕様になり愛着が湧いてくる。
トラベラーズファクトリー エアポート作りがいよいよ終盤にさしかかってきて、だんだんと完成に近付くなかで、ぼくらはトラベラーズノートをカスタマイズしている時の高揚感と同じワクワクした想いを感じていました。
チャームを付けるように、壁に香港の自転車を取り付け、ビーズを付けるように地球儀を吊るす。さらにそこからは船が飛び立つ。
表紙にステッカーを貼るように、手描きの看板やフレームを取り付ける。
ポートランドや香港、チェンマイなど世界中から集めてきた使い込まれた古い道具に、好きな本やレコードを飾っていく。そして、柱にぼくらのトレードマークを描きこむ。
そうやってぼくら仕様にカスタマイズした空間に、トラベラーズノートをはじめ、旅の道具となるプロダクトたちを並べていく。
ふと手を止めて、あらためてその空間を眺めかっこいいなあ〜とか、いいなあ〜と何度もつぶやいてしまうのです。
正直に言うと、今回はいろいろなお店が集まるモールでの出店で、さらに空港ならでは様々な
規制もあったりして、ぼくらの思い描く空間が作れるか不安があったのですが、出来上がって
みれば、もうトラベラーズファクトリーとしか言いようのない、最高の空間となりそうです。
大将はじめ、Tさん、Kさん、ぼくらに声をかけてくれこの機会を作ってくれたAさん、素晴らしい模型を提供してくれたYさん、ありがとうございます!
夜、その日の作業を終えて、もう人がほとんどいない成田空港のチェックインカウンターを
眺めながら、飛行機に乗る訳でもないのに、旅のはじまりを予感し胸が高まってくるのを感じました。
トラベラーズノートという1冊のノートからはじまったぼくらの旅。そこにあたらしい1冊のリフィルが加わります。カスタマイズは間もなく終ります。
そして、この場に足を運んでくれる旅人たちとともに、まだ真っ白なページにどんな言葉が書き込まれ、どんな絵が描かれ、何が貼られていくのか、今はそれが楽しみでしょうがないのです。
7月8日、トラベラーズファクトリー エアポートのあたらしい旅がはじまります。
成田空港をご利用する予定がある方はもちろんその予定がない方も、ぜひ遊びに来てください。
世界中から旅人たちが集まる場で、世界中に飛び立つ飛行機を眺め、そして、トラベラーズ
ファクトリーに足を運び、ひとときの旅気分を味わっていただけたら嬉しいです。
こちらのバスでしたら東京駅から片道900円で行くこともできます。
HAVE A NICE TRIP!